2011年 01月 20日
KSNハイキングクラブ 扇ヶ鼻登山
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《 記事 》
19日(水)にKSNハイキングクラブの皆さんと第74回のハイキングで九重の扇ヶ鼻登山に行きました。
参加者は18名(うち女性5名)で、雪山対策の完全装備に身を固め一面真っ白に化粧した山にチャレンジし、膝上までの雪を踏み分けながらゆっくりゆっくり登り、零下10度以下の一面銀世界の絶景を楽しむことができました。
午前8時30分、瀬の本三愛の駐車場に到着するとそこで雪掻きをしていた職員の方から「岩井川岳は登れないよ。昨日も若いパーティが引返してきた。トレースも無いので、あなたたちでは無理だ。」と忠告を受けましたので、岩井川岳経由扇ヶ鼻登山は諦め、牧ノ戸峠登山口から扇ヶ鼻へ登るコースに変更し、牧ノ戸峠までバスを走らせました。
8時50分、牧ノ戸峠登山口駐車場に到着。2~30cm程も積雪している駐車場にはいつもと違って2~3台の車しか駐車していませんでした。
もちろん売店も閉鎖中でした。
スパッツ、アイゼン装着もそこそこに集合写真を撮った後、9時10分に登山開始。
登山道はググッ、ググッとアイゼンが雪に食い込む音が心地良く、樹氷のトンネルで今にも雪を頭に被りそうでした。
途中の木段も手摺が見えるだけで、段々を感じない程の積雪です。
皆さん絶景をカメラに収めておこうと足元に注意を払いながらも、写真撮影におおわらわでした。
9時45分に沓掛山(1,503m)に到着。登山道脇に設置してある寒暖計は、零下8度余を示していました。
当初は沓掛山まで登ってみようと登山開始したものの、あまりにも見事な自然の造形に魅せられて、扇ヶ鼻頂上まで行ってみたいという気持ちに駆られ先へ先へと進みましたが、途中で若いグループふた組に追い抜かれてしいました。
11時ごろ手前の扇ヶ鼻分岐へ到着。
ここから扇ヶ鼻へのコースはトレースもありませんでしたので、雪山登山ベテランの甲木さんにラッセルしてもらいました。
ミヤマキリシマツツジの株と株の間の吹き溜まりですから、一歩道を踏み外すと腰まで雪に沈んでしまいます。
こんなに深い雪中行軍はほとんどの皆さんが初めてなので、懸命に慎重に歩きました。
上の扇ヶ鼻分岐点(1,600m位)に到着した頃には、風も出て粉雪も舞い気温も肌を刺すように痛く感じるような冷たさに下がってきましたので、
この地点から引返すことにいたしました。
集合写真を撮った後、11時25分下山開始。
復路は積雪の状況も分かっているので、周りの景色を楽しみながらも、雪の上に寝転んでみたり尻もちをついてみたり、雪の感触を楽しんで
居られるようでした。
12時50分牧ノ戸登山口へ無事下山、売店の軒下を借りて昼食を済ませた後、13時25分に阿蘇市へ向けて発車しました。
かんぽの宿阿蘇の温泉で冷えた身体を温め、帰路のバスでは西原さんが用意されたハイキングのビデオを楽しみ、あるいは談笑しながら無事に各人の降車場所へ帰着致しました。
(午後4時半頃立田山管理センターP全員解散)
参加者の皆さんも初登山に相応しい感激多い山行きだったと思います。
ラッセルしていただいた甲木さんはじめ参加の皆様、大変お疲れ様でした。
《 コース 》
06:25 立田山管理センターP出発 ⇒ R57 ⇒ 06:55 大津町駐車場出発 ⇒ R57 ⇒ R11 ⇒ 08:30 瀬の本三愛P ⇒ 08:50 牧ノ戸峠登山口P到着 / 09:10 登山開始 → 09:45 沓掛山 → 11:00 下の扇ヶ鼻分岐 → 11:20 上の扇ヶ鼻分岐 / 11:25 下山開始 → 12:50 牧ノ戸峠登山口へ下山 ~ 昼食 ~ 13:25 駐車場を発車 ⇒ R11 ⇒ 14:00 かんぽの宿阿蘇到着 ~ 入浴 ~ 15:20 発車 ⇒ R57 ⇒ 16:00 大津町駐車場 ⇒ R57 ⇒ 16:30 立田山管理センターPへ帰着
《 登山模様 》
上の登山模様の上へマウスを移動し、クリックすると動画がご覧になれます。
by nakathan
| 2011-01-20 17:04
| 山登り
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Comments(2)
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by
kasa878732 at 2011-01-28 15:31
雪山登山素晴らしい白銀の世界を
楽しく、ハイキング仲間と登れて
いい一日でした
有難うと感謝の日でした
福寿草花が今年もみた~い
楽しく、ハイキング仲間と登れて
いい一日でした
有難うと感謝の日でした
福寿草花が今年もみた~い
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nakathan at 2011-01-29 14:18
kasa さま
今年は九州の山でも雪中登山を堪能することができましたね。
皆さんお元気で、事故もなく歩かれたのが、何よりの喜びでした。
2月中旬は残雪が深く福寿草が顔を出しているかが、気がかりです。
今年は九州の山でも雪中登山を堪能することができましたね。
皆さんお元気で、事故もなく歩かれたのが、何よりの喜びでした。
2月中旬は残雪が深く福寿草が顔を出しているかが、気がかりです。